歯科矯正治療について

歯科矯正治療とは、きちんとした歯並びやかみ合わせになおし、心身ともに健康な状態に導くこと、成長期や成長期前の子供たちに対してあごや顔面・からだ全体の正しい成長発育を誘導してあげることが本当の目的です。


単に見た目の歯並びをなおすというものでは決してありません。



そのため子供の場合には、将来の成長の予想をたて、いつ頃、何をすれば良いか、今できることは何かを知ることは非常に大切です。そのため、定期的なチェックは欠かせません。もちろん、歯みがきを怠らないことは言うまでもありません。

様々な悪い癖と歯並び・かみ合わせとの関係

子供の場合、指しゃぶりや爪・唇をかむ癖、口呼吸や姿勢が悪い、うつぶせ寝やほお杖等の日常生活での悪い癖は、歯並びやかみ合わせだけでなく、顔のかたちや
その成長発育にも影響してきます。


その様な悪い癖は、早期に取り除いてあげる必要があり、特に成長不良が認められる場合には、早期の治療が効果的です。



★鼻炎やアレルギーなどによる口呼吸は、歯並びやかみ合わせ、顔のかたちやその成長発育にも影響してきます。また、治療後の後戻りを引き起こす原因となったり、治療後の安定性にも影響を及ぼします。



そのため、できるだけ早期での耳鼻科受診をお勧めします。できるだけ早い時期から鼻できちんと呼吸ができるように管理していく必要があります。

歯科矯正治療を始める前に・・・

歯科矯正治療とは、治療だけで治るものではなく、本人の積極的な協力が何よりも大切です。


指示された装置を正しく使うこと、きちんと通院すること、歯みがきを頑張り口の中を清潔に保つこと等、本人の協力なしには決して良い治療結果は得られません。





良い治療結果と効率的な治療のためには、
　　　　　　　　　　　　　　　本人とご家族の協力が何よりも大切です。