Q: 矯正治療は長くかかると聞きます。最後まで通えるか不安です。
歯科矯正治療は、確かに一般的な歯科治療よりも 長い間通院していただく必要があります。
しかし、最近よく聞く、”クイック矯正”とか、”すぐにきれいになる”等の治療は、『矯正装置を使用して自分の歯を動かすことで歯並びやかみ合わせをなおす』という純粋な意味での歯科矯正治療でなく、歯を削ったりかぶせたりする治療が含まれていることが多いです。
長期間かかってズレてきた歯並びやかみ合わせを、短期間でパッと治そうとすると、歯や歯周組織、もしくはあごの関節や身体全体にまで過剰な負荷がかかってしまうこともあります。
治療期間は各個人で異なりますが、第二段階治療(はりがねの装置)での治療期間はだいたい2~3年位のことが多いです。
第一段階治療に関しては、成長発育のコントロールが必要な場合があるため、”どのくらいの期間で終わる”とはっきりということはできませんが、装置も使わず、何もしない成長観察だけの期間を除けば、1から2年程度と思われます。
矯正治療を受けるのがお子様であれば、保護者の方にとって、これらの通院期間は長いと感じられるかもしれませんが、お子様と向き合う大切な時間になるとも思えます。
目標を持って通院した時間が、頑張って通院した日々が、わずかながらでもお子様の成長過程のお役に立てたらと考えます。

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Q&Aの最終更新日 : 2023-07-14