Q: 治療中はむし歯になりやすくなりますか?
みなさんがお考えになる様に、装置を装着すると、歯みがきが難しくなるため、汚れが残りやすくなったり、むし歯や歯肉炎になりやすくなったりすることがあります。
装置を装着した時の歯みがきのやり方、糸ようじの使い方、お口の中の管理やお食事の取り方など、いろいろと指導はさせていただきます。
しかし、来院は1か月から2か月に一度となります。1日に『朝・昼・寝る前』と3回歯みがきをすると考えると、1か月で約90回、2か月では約180回歯みがきをすることになります。
当院では来院時にはいったん装置を外し、 衛生士が歯みがきのチェックおよび歯みがき指導・クリーニングを行いますが、来院時のたった1回だけ思いきりきれいにしたからといってむし歯や歯肉炎が防げるわけではありません。
まずはお家でのセルフケアが最も重要です。
当院では装置装着前に、“むし歯になりやすい素質をどれくらい持っているか”の検査:『サリバテスト』を行い、それに基づき歯みがきのやり方などのアドバイスをしています。
むし歯や歯肉炎がひどくなると、矯正治療を中断しなくてはいけなくなることもありますので注意が必要です。
キシリトール(100%使用のガムなど)やフッ素の使用を習慣づけるのも大変有効です。
かかりつけの歯医者さんがおられる場合は、連絡を取り合いながら、お口の管理をさせていただきます。

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Q&Aの最終更新日 : 2023-07-14